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小説『人生の花火』との対話
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吉屋敬さんの『ゴッホ 麦畑の秘密』について(68)
吉屋さんは以前に『青空の憂鬱』という、ゴッホの全足跡をたどる旅の本を出版されていますが、そのあと約二十年間、さらに調査と考察を重ねられ、このたび『ゴッホ 麦畑の秘密』という本を筑摩書房から上梓されました。その出版記念会が三月七日にプレスセンターであり、私も末席で参加させて頂...
Hisashi Tomibe
3月13日読了時間: 2分


『ゆきてかへらぬ』映画化について(67)
TOHOシネマ六本木の試写会にて 1月30日(木)に舞台挨拶付き『ゆきてかへらぬ』の上映会に行ってきました。公式サイトは以下になります。 https://www.yukitekaheranu.jp/ 『ゆきてかへらぬ』は中原中也、そして小林秀雄と抜き差しならない関係が...
Hisashi Tomibe
2月2日読了時間: 3分


『人生の花火』デジタル版(66)
『人生の花火』を出版して約四年が過ぎようとしていますが、このたび、改めて電子出版を行いました。実は当初から、紙の本は読まない、デジタル版だったら読んでもいいという人が少なからずいましたが、まずは紙の本を売ることが優先と考えて見送ってきました。しかし、紙の本の売れ行きが一段落...
Hisashi Tomibe
1月6日読了時間: 3分


広州訪問、そして新たな感想文(65)
広州展示会の入場証。QRコードを読み取り、さらにパスポートで顔認証して入場。 五年ぶりに中国、そして八年ぶりに広州を訪れました。その間、コロナを含め様々なことがあって、米中、そして日中の関係は決して良い方向には進んでいませんが、街を眺めると、髪を染めたり、鼻や耳にピアスを...
Hisashi Tomibe
2024年12月10日読了時間: 3分


(高速)東海道中膝栗毛・その4(64)
関東に住む、1974年洛北高校卒の同窓生を中心とした東海道五十三次の旅、いよいよ佳境に入る6日目は文化の日でしたが、前日の全国的な大雨の呪縛から解放され、まさに長年言われ続けた「晴れの特異日」を示す、絶好の行楽日和となりました。...
Hisashi Tomibe
2024年11月11日読了時間: 4分


猫たちとの人生、そして想田和弘さんと猫(63)
現在我が家で飼っている雄猫の若(わか)。 現在、全国の各地で上映中の想田和弘監督の映画 1 物心ついた頃から、猫と共に生きてきた。 京都の一乗寺の生家は、二階が一間だけあるほぼ平屋で、周りは庭に囲まれていた。そ...
Hisashi Tomibe
2024年10月27日読了時間: 4分


人生の秋(62)
渋谷の夕景 *合成写真ではありません 何もかもが記録ずくめだった今年の猛暑もようやく収まり、秋の穏やかな気配が感じられるようになってきました。ただ、能登地方などを襲った豪雨は、震災に追い打ちをかけるような深い爪痕を残し、そこで暮らす人々の生活に...
Hisashi Tomibe
2024年10月1日読了時間: 3分


昭和にワープ(61)
東京に暮らし始めて50年近くになりましたが、先日、初めて葉山に行ってきました。 葉山と言えば、私にとってはまずこれです。興味のない方はスルーしてください。 (1) クレイジーケンバンド/葉山ツイスト [TOUR 2010] - YouTube...
Hisashi Tomibe
2024年8月13日読了時間: 3分


二つの展示会(60)
「生きていることは、やっぱり懐しいことだな!」と書いてありました。その通りですね。 6月1日から20日までGINZA SIX 6F 銀座 蔦屋書店 アートスクエアで行われていた大河原愛展に、先週、遅ればせながら行ってきました。...
Hisashi Tomibe
2024年6月23日読了時間: 4分


東海道中膝栗毛・その3+α(59)
右の広重の絵にある、山を背景とした茅葺屋根の建物を模した店 横殴りの雨が降った5月28日の夜、自宅まで歩く間にずぶ濡れになるのを避けるため、乗り換えの渋谷駅からタクシーを拾いました。思ったより待たずに乗れたので運が良かったとほくそえんでいたら、三車線の中央車線から左折しよう...
Hisashi Tomibe
2024年6月16日読了時間: 3分


「森の中の学び舎」(58)
すっかり新しくなった秦野支援学校(旧秦野養護学校)。また、以前はもっと多くの木々に囲まれていたと思われる。 先々週、一度はこの目で見たいと思っていた、『人生の花火』の主人公のモデルである金武武さんが中学校時代に一年間過ごした秦野支援学校(旧秦野養護学校)を訪問した。...
Hisashi Tomibe
2024年6月10日読了時間: 5分


韓国あちこち(57)
韓国伝統の韓服の販売店(ソウル北部の郊外にある踏十里駅前にて) 先日、何年振りかで韓国に行って参りました。その時に撮影した写真を楽しんでもらえれば幸いです。 木の壁紙が使われているリサイタルホールホール(ソウル・アートセンターにて)。天井の球体の一部は三次局面で、木の壁紙を...
Hisashi Tomibe
2024年5月9日読了時間: 3分


東海道中膝栗毛・その2(56)
箱根の関所近くから見えた富士山。手前は芦ノ湖。 昨年11月に京都・洛北高校の同窓会のメンバーで日本橋を出発し、戸塚まで踏破しました。そして先週、今回はメンバー十五名で、藤沢から吉原までを一泊二日で約五万歩を歩いて制覇しました。幸い天気も味方をしてくれて、道中、富士山三昧でし...
Hisashi Tomibe
2024年3月24日読了時間: 3分


岡崎武志さんの新刊(55)
小説『人生の花火』の帯の文章を書いて頂いた岡崎武志さんが、今年の一月に、自身の古本との付き合いの集大成とも言うべき本を二冊上梓された。 一つはちくま文庫の『古本大全』、もう一つは書肆盛林堂出版の『昨日も今日も古本さんぽ』である。前者は東京堂書店で猫のイラスト入りのサイン本を...
Hisashi Tomibe
2024年3月23日読了時間: 2分


原爆ドームとおりづるタワー(54)
2月25日(日)に行われる文学フリマ広島に参加を決めた時、この機会を利用して今まで訪れたことのなかった原爆ドームと広島平和記念資料館に行ってみようと思いました。原爆投下当時とその後の悲惨さは、写真や映像では見て感じているものの、実際にその場所に立ってみれば、また違った感慨が...
Hisashi Tomibe
2024年3月3日読了時間: 3分


ミャンマー旅行記(53)
1月24日(水)から2月4日(日)まで、吉祥寺にある「街々書林」にて行われた「世界の街々の人々」という作品展に、ミャンマーで撮影した写真を一枚展示させて頂きました。 期間中は一日平均約五十名が展示会場を訪れ、盛況だったようです。私のものは写真としては完成度が低いですが、その...
Hisashi Tomibe
2024年2月11日読了時間: 4分


都会の中の異空間(52)
先日、山崎文庫で山崎さんと話をしていて、豊島区にあるフランス文学者の鈴木信太郎の記念館で小林秀雄関係の展示が行われているということを教えてもらい、それは是非とも行かなくてはと思って足を運ぶことにしました。 丸ノ内線新大塚駅を降りて地上に出ると、そこは六叉路の交差点。さて、ど...
Hisashi Tomibe
2023年12月29日読了時間: 3分


東海道中膝栗毛(51)
京都の高校の同窓生(同学年)が関東に三十人ほどいるのですが、そのうち十名ほどで、数年掛けて、東海道五十三次の宿場町を一つずつ巡って行き、広重の絵と同じ場所で記念写真を撮り、最後は京都の三条大橋に辿り着くという壮大な計画に参加することにしました。もちろんずっと歩いては行けない...
Hisashi Tomibe
2023年11月26日読了時間: 2分


武相荘に行ってみた(50)
手前の茅葺屋根の建物が住居で、その向こうはレストラン。 その存在を知って十年は経っただろか、いつか行ってみたいと思っていた武相荘をようやく訪れた。 場所は小田急線鶴川駅から歩いて約15分。しばらく歩くと、坂が多い町であることに気付く。やがて武相荘の看板が出てきたところで左に...
Hisashi Tomibe
2023年10月9日読了時間: 2分


月ヲ見テ君ヲ想フ(49)
2023年9月29日(金)中秋の名月 中秋の名月だった昨夜、仕事が終わったあとに文京シビックホールまで足を運び、挾間美帆m_unit日本ツアーのコンサートに行ってきた。 彼女の名を知ったきっかけは、数年前にジャズ評論家の村井康司さんと岡崎武志さんの対談をネットで聞いていた時...
Hisashi Tomibe
2023年9月30日読了時間: 2分
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